ダイセル堅調、今期業績上ブレ濃厚、PERに割安感

ダイセル(4202)が堅調。一時、前週末比29円高の516円まで買い進まれている。
同社の13年3月期は、液晶偏光板保護フィルム向けTACの需要想定などで会社計画は保守的と判断できる。今期業績に上ブレの可能性が濃厚だ。煙草用フィルターの需要増や自動車向け部材(合成樹脂や火工品)の拡大により、液晶向けTACへの利益依存度も低下し収益構造の安定感が増している。 過去の株価推移や現在の指標は評価不足であることや、第1四半期(12年4〜6月)決算では、前年同期並みの営業利益を確保できる数少ない化学企業として注目だ。 株価は3月中旬の500円台半ばから下落を続けていたが、6月4日の年初来安値424円を底に反転上昇を鮮明にしている。依然として、PER11倍台、PBR0.8倍台と割高感はない。

ダイセルの株価は13時37分現在1972円(▼233円)。