JX大幅安、水島製油所の検査不備を嫌気、野村証は投資判断引き下げ

JXホールディングス<5020>が大幅安。一時、前週末比25円安の361円まで売り込まれている。
同社は前週末13日に、水島製油所B工場(岡山県倉敷市)で保安検査記録に関する不備があったことが判明したと発表したことで、業績への影響を警戒する売りが先行している。
発表によると、不備があったのは高圧ガス保安法に基づく保安検査。2000年以降、LPガス球形タンク26基中の18基について、虚偽の保安検査記録が作成されていたという。同社は今後設備を順次停止し、安全性が確認できるまで再稼働を見合わせる方針。 この発表を受け、野村証券は13日付のリポートで、JXのレーティングを最上位の「Buy(買い)」から「ニュートラル(中立)」に変更、目標株価も従来予想の500円から380円に引き下げた。リポートでは「本件が業績に与える影響は不透明だが、野村では 13年3月期に停止費用として90億円を織り込んだ。保安検査不備の業績への影響が見えるまで株価の上値は重い」としている。

JXの株価は10時26分現在363円(▼23円)。