協和発酵キリンが堅調、12年12月期見通しの上方修正好感

協和発酵キリン<4151>が堅調。同社は前日、12年12月期の連結純利益が230億円(前期比10%減)になる見通しと発表したが、従来予想は200億円だったことで減益幅が30億円縮小したことを好感する買いが優勢となった。主力の腎性貧血治療剤「ネスプ」の売れ行きが想定を上回る見通しとなったことが背景。ネスプは中外製薬が昨年発売した競合品にシェアを奪われる懸念があったが、現時点まで影響は限定的で、売上高は期初に見込んだ10%減の505億円の想定を上回って推移している。株価は6月初旬に底を入れてからは5日移動平均線に連動する形で一貫した上昇トレンドを形成しており、信用取組で売り残が買い残を上回る状況が続いていることも株式需給面でプラスに働いている。

協和発酵キリンの株価は9時10分現在882円(△13円)。