シャープ300円割れ、株式分割考慮後で1980年以来初

シャープが続落。一時、前週末比13円安の297円まで売られ、株式分割考慮後では、1980年以来初めて300円を割り込んでいる。外国為替市場で、1ユーロ=94円台と円高・ユーロ安が進行していることで、輸出採算の悪化を懸念した売りが継続している。シャープは、台湾の鴻海(ホンハイ)グループとの資本・業務提携を推進。鴻海がシャープ株の約10%を取得し筆頭株主になり、減産が続く堺工場にも鴻海が約46%出資し生産量の半数を引き取る方針を示している。ただ、具体的な提携のシナジー効果が現れるのは14年3月期以降との見方もあり、株価に歯止めのかからない状態が続いている。

シャープの株価は10時10分現在299円(▼11円)。