野村が続伸、“悪材料出尽くし”との見方

野村ホールディングス<8604>が続伸。一時、前日比10円高の269円まで買われている。前日に第1四半期の大幅減益決算と渡部賢一CEOの退任を発表したものの、市場では“悪材料出尽くし”との見方が出ている。同社は26日引け後、13年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算(米国会計基準)を発表した。営業収益は4395億円(前年同期比2.9%増)、純利益は18億9100万円(同89.4%減)となった。金融費用控除後の収益合計では、3692億5400万円(同11.8%増)となったが、金融費用以外の費用増加などが響き、大幅な最終減益に至った。また、同社は同日、上場企業の増資に関する情報を事前に取引先に漏らしたインサイダー取引問題を受け、渡部賢一CEO(グループ最高経営責任者)が31日付で退任し、子会社の野村証券の永井浩二社長がCEOを8月1日付で兼務すると発表した。

野村の株価は9時22現在264円(△5円)。