シャープがウリ気配、13年3月期最終赤字2500億円に拡大

シャープ<6753>が寄り付き大量の売りものを浴びて、ウリ気配を切り下げるスタートとなっている。2日発表した13年3月期第1四半期(4〜6月)の連結決算は、最終損益が1384億円の赤字となった。これを受けて同社はリストラを本格化することとし、人員削減については今年度中に希望退職者の募集などで、国内外のグループ従業員約5000人を削減する。第1四半期決算は、売上高が4586億円(前年同期比28.4%減)にとどまり、営業損益は941億円の赤字に転落した。最終赤字1384億円は前年同期の赤字492億円の2.8倍に膨らんだ。国内や中国で液晶テレビが想定を上回る需要の減少が続いたうえ、需給悪化に伴う大型液晶工場の生産調整が赤字幅を拡大させた。この決算を受けて、13年3月期の通期連結業績予想を下方修正し、最終赤字を従来予想の300億円から2500億円へとした。

シャープの株価は9時20分現在211円ウリ気配(▼56円)。