昭電工は小動き、リチウムイオン電池向け包材の生産能力増強を発表

昭和電工<4004>は小動き。一時、前日比1円高の144円まで買われている。同社は23日、子会社昭和電工パッケージングが手掛けるリチウムイオン電池の包材であるアルミラミネートフィルムの生産能力を増強すると発表した。昭和電工パッケージング彦根工場(滋賀県彦根市)の製造設備を増強し、今年9月から工事に着手し、13年下期から量産を開始する見込みで、年産能力は10年に比べて2倍となる。
ラミフィルムは、樹脂フィルムとアルミ箔の複合材で、昭和電工パッケージングが長年蓄積してきた食品容器向けラミフィルムの成形ノウハウが生かされている。パウチリチウムイオン電池は、成形の自由度が高く、軽量であり、放熱性にも優れることから携帯電話やノートパソコン向けなどに多く採用されている。特に最近では、スマートフォンやタブレットパソコンなどスマートデバイスの著しい市場拡大に伴い、リチウムイオン電池の小型化に寄与する包材としてラミフィルムの需要はますます高まっている。ラミフィルムを用いた小型リチウムイオン電池の市場は、2015年には2012年比で倍増の200億円程度になると推定されている。

昭電工の株価は14時05分現在143円(△▼0円)