ダイキンが大幅続落、米社買収報道も資金負担の重さ警戒

ダイキン工業<6367>が売り気配始まり大幅続落。29日付の日本経済新聞が「米国の家庭用エアコン首位のグッドマン・グローバルを約3000億円で買収する」と報じたが、朝方は消化難の状況で売りが先行している。ダイキンは2010年度に空調事業で米キヤリアを抜き世界首位となったが、今回の買収で手薄だった中南米を含めた米州市場を開拓、合計売上高1兆2000億円の規模となり、中国勢などの第2グループを引き離し、世界首位の座を固めるという。買収資金の大半は低利融資や手元資金、社債発行で賄い、増資はしない方針としているが、買収金額が大きく、買収効果も現状では不透明なことから、財務体質悪化への懸念売りが出ているようだ。なお、ダイキンでは寄り付き前に「この報道は当社から発表したものではない」とのコメントを出している。

ダイキンの株価は9時12分現在1990円(▼159円)。