伊藤忠が堅調、米ドールの事業買収報道が手掛かり

伊藤忠商事<8001>が堅調。13日付の日本経済新聞が「米ドール・フード・カンパニーから世界の缶詰・果汁飲料事業、アジアでの青果物生産・販売事業などを1300億円で買収する」と報じたことが手掛かりになっている。新興国では中間層の拡大に伴い、果物や果汁飲料の消費が増える見込みで、ドールの生産・販売基盤と世界的なブランドを手中にすることで、拡大する需要を獲得すると記事は伝えており、伊藤忠の食料事業の拡大につながるとの期待から買いが先行している。この報道を受けて同社は午前8時に「現在、ドールが保有するアジアにおける青果物事業とグローバルに展開する加工食品事業を取得するため交渉中であり、それに関する新会社を設立した。ドールとの契約締結後に詳細が固まり次第、公表する」とのコメントを発表した。 伊藤忠の株価は9時5分現在803円(△3円)。