塩水港精糖が反発、グルカル酸の生産技術開発に成功

東証2部上場の塩水港精糖<2112>が反発、200円台を回復してきた。18日引け後に地方独立行政法人大阪市立工業研究所との共同研究によって、新規に微生物の働きを応用したグルカル酸の生産技術の開発に成功したことを発表した。グルカル酸は、リンゴやグレープフルーツなどの果物やブロッコリーなどの野菜に含まれている酸性糖質で、海外では機能性食品(β-グルクロニダーゼ阻害作用)、抗酸化剤、キレート剤(この機能で、有害物質を体外に排泄することができる)として利用され、ポリマー(重合体のことで、自動車部品、携帯電話、医療機器、容器などに利用)、界面活性剤(洗剤に利用)、フィルム(医療用、建設資材に利用)、接着剤などの工業用中間原料として利用され、汎用性が非常に広く大型用途が期待されている。研究成果は9月19日に東京農工大学で開催される日本応用糖質科学会2012年度大会にて発表予定。 塩水港精糖の株価は10時21分現在212円(△18円)。