ソフトバンクが売り気配、米携帯3位、5位買収報道も財務負担を警戒

ソフトバンク<9984>が売り気配。12日付の日本経済新聞が「米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収する方向で協議に入った」と報じたが、短期的に財務負担の重さを警戒した売りが先行している。今年度内にスプリント社の発行済み株式数の3分の2超の取得を目指し、スプリントを通じて米携帯5位のメトロPCSコミュニケーションズの買収も検討し、実現すれば買収総額は2兆円を超える見通しとしている。ソフトバンクは10月に国内携帯4位のイー・アクセスの買収を決めており、今回の米2社の契約数を合算すれば約1億件となり、携帯電話事業の売上高は年間約6兆円の規模で、世界3位を狙える位置になると記事は伝えている。今回の買収は通信サービスを世界市場で展開する足がかりになる一方で、巨額の買収資金の必要性から、有利子負債の急増など財務負担の大きさを警戒し、ひとまず売りで反応している。

ソフトバンクの株価は9時16分現在2581円売り気配(前日終値2881円)。