JCOMがカイ気配、JCNと統合方針でKDDI、住商の買い付け価格に思惑

ジャスダック上場のジュピターテレコム<4817>が大量の買い物を集めてカイ気配を切り上げている。20日付の日本経済新聞が「CATV首位のジュピターテレコム(JCOM)は2位のジャパンケーブルネット(JCN)を買収する方針を固めた」と報じ、この統合に向けて両社の大株主であるKDDI<9433>と住友商事<8053>が協力して株式市場にある約30%のJCOM株式を買い付けるとしており、買い付け価格に対する思惑が買い材料視されている。JCOMには住商が40%、KDDIが30.7%出資。JCNにはKDDIが95.6%出資しているが、統合会社は住商とKDDIの折半出資となり、JCOMは上場廃止になるという。統合会社はCATV業界で5割のシェアを握り、放送・通信が融合した大規模メディアが誕生し、NTTの対抗軸になるとしている。 JCOMの株価は9時18分現在9万3200円買い気配。