日立国際が急反発、今3月期経常利益48%減予想も悪材料出尽くし

日立国際電気<6756>が一時前日比9%超の上昇をみせた。同社は29日、13年3月期の連結経常利益が前期比48%減の45億円になる見通しを発表、従来予想は70億円で25億円の下方修正となった。半導体メモリーの市況悪化で製造装置の販売が想定以上に落ち込んでいるため。ただ、最終利益については同7%増の55億円と従来予想の40億円から上方修正した。これは閉鎖工場の跡地を売却することで約90億円の特別利益を計上、一方で通信関連事業の子会社の集約などに伴い60億円の特別損失が発生するが、土地の売却益が差し引き30億円程度上回る。株価は、半導体市況の低迷を事前に織り込んでおり、下方修正発表で悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。 日立国際の株価は9時25分現在528円(△38円)。