ロームが4日ぶり反発、最終損益赤字に下方修正も材料出尽くし感

ローム<6963>が前日比小幅高水準でもみ合っている。寄り付き高く始まった後はいったんマイナス圏に沈んだが、その後再びプラスに切り返した。同社は30日、12年4〜9月期の連結最終損益が1億7000万円の赤字(前年同期は21億円の赤字)になったと発表。従来予想の30億円の黒字予想から一転赤字に落ち込んだ。薄型テレビを中心にデジタル家電の販売が不振によりLSIの販売減少が影響したことによる。為替差損や保有株値下がりによる評価損なども足を引っ張った。また、経常利益も3億5000万円(前年同期比95%減)と従来予想の55億円から大幅な下方修正となっている。13年3月期通期の見通しについては11月に予定する4〜9月期決算発表時に公表するという。株価は既に10月下旬から調整色を強めており、前日まで3日続落となっていたこともあり、目先は悪材料出尽くし感から、買い戻しが優勢となっている。 ロームの株価は9時20分現在2577円(△33円)。