パナソニックは大量の売り集める、今3月期大幅最終赤字継続と無配転落を嫌気

パナソニック<6752>がウリ気配で始まる。31日引け後に今3月期連結業績見通しの下方修正と今期の無配を発表、これを嫌気した1000万株超の大量の売りを集めている。連結売上高は従来予想の8兆1000億円から7兆3000億円(前期比7.0%減)に、最終損益を500億円の黒字から7650億円の赤字(前期は7721億円の赤字)に減額した。最終損益は2期連続の大幅赤字となり、配当予定も年10円からゼロ(前期は年10円)として63年ぶりの無配転落になるとした。薄型テレビやスマートフォンなどデジタル家電の販売低迷や価格下落、携帯電話、太陽電池、リチウムイオン電池事業の縮小に伴う減損損失の計上、繰り延べ税金資産の取り崩しなどが大幅赤字の要因だ。13年4月に白物家電、環境ソリューション、AV機器、自動車・産業用機器の4カンパニー制を導入するなど事業を絞り込み、事業規模拡大から採算重視路線へ転換して、収益の立て直しを急ぐとしているが、急激な経営環境の悪化を受けて、失望売りや見切り売りが先行している。 パナソニックの株価は9時6分現在486円ウリ気配。