カイオムが連続S高、難治性疾患モデルにおける薬効試験結果で人気加速へ

マザーズに上場するカイオム・バイオサイエンス<4583>が、前日のストップ高に続き、きょうも一時500円高の2881円と値幅制限いっぱいまで買われた。抗体医薬品の研究開発を手掛けるバイオベンチャーで、今年9月下旬以降、株価は急速人気化の経緯を辿っている。前日、横浜市立大学との共同研究を通じて獲得した抗Semaphorin3A抗体で、免疫・感染症疾患モデルにおいてその病態を改善する可能性を強く示唆する試験結果が得られたことを公表し、これが材料視されてストップ高となったが、きょうも値動きの良さに着目した短期資金の流入が続いている。会社側は同疾患モデルにおける抗体の薬効を確認するための検証試験を横浜市大の五嶋良郎教授と共同で実施するとともに、臨床開発を具体化するため同抗体の早期導出を目指していくとし、「アルツハイマーや統合性失調症などの中枢性疾患、がん、感染症などの治療薬に可能性が広がる」(業界関係者)ことを市場では評価しているようだ。 カイオムの株価は10時45分現在2798円(△417円)。