板硝子が堅調、4〜9月期最終大幅赤字も織り込み済み

日本板硝子<5202>は買いが先行する展開。同社は31日、12年4〜9月期連結決算を発表、最終損益は169億3700万円の赤字(前年同期は57億2700万円の黒字)だった。欧州景気が債務問題に伴う財政緊縮化などの影響から低迷し、建築物や自動車に使うガラス需要の減少が響いたほか、人員削減や設備休止などのリストラ費用も赤字幅の拡大に影響した。13年3月期通期見通しについては、最終損益で280億円の赤字予想を据え置いている。ただ、株価は業績悪を既に織り込み、8月初旬に50円台で底を入れた後ソーサーボトムを形成しており、時価はPBRが0.5倍と低いこともあって買い戻しが優勢となっている。 板硝子の株価は12時31分現在68円(△2円)。