5日前引けの概況

前引けの日経平均株価は前日比27円安の9023円と反落。前引けの売買高概算は7億1640万株、売買代金では4220億円。前週末の米国株市場が軟調だったことや、前週後半に東京市場は3日続伸していたことなどから、朝方は利益確定の売りが優勢となっていたが、その後、為替市場で1ドル=80円台50〜55銭の動きと円安含みの展開となっているのを横目に押し目買いに下げ渋る展開となった。前週末発表された10月の米雇用統計の結果が市場予想を上回ったことで、米景気回復期待が強まっており、これが円安の背景となっているほか、トヨタなど一部の輸出株に業績面でのプラスの思惑につながっている。個別にはトヨタが高く、それに連れ高する格好でホンダ、日産自など大手自動車株がしっかり。イー・アクセスが買われ、カーバイドなども物色されている。フォスター電、ルックなども値を上げた。半面、ソフトバンクが売られ、パナソニックも3日続落で400円を割り込んだ。JALが冴えず、ソニー、シャープも値を下げた。関西電をはじめ電力株が売られている。業種別には33業種中で輸送用機器、食料品、その他金融、繊維、ゴム製品の5業種がプラス。一方値下がりで目立ったのは電力ガス、海運、石油、保険、証券など。前引けの値上がり銘柄数は462、対して値下がり銘柄数は1007、前日比変わらずは201だった。