稀元素が大幅続落、レアアース価格低下で今3月期業績予想を下方修正

東証2部上場の第一稀元素化学工業<4082>が大幅続落し、一時前日比147円(12.7%)安の1013円まで下落する場面があった。前日に9月中間期決算の発表とともに、今3月期の業績見通しを連結経常損益で従来予想4億5000万円の黒字から、41億円の赤字(前期53億1500万円の赤字)に下方修正したことを嫌気。レアアース価格が想定より下落し、収益性低下に伴う棚卸資産の簿価切り下げで損失が発生したことに加えて、欧州の債務危機や日中問題を背景とした景気の悪化で販売数量の減少を見込んでいることなどが要因。またこれに伴い、従来15円を予定していた期末配当を未定としたことも嫌気されている。 稀元素の株価は12時41分現在1057円(▼103円)。