6日前引けの概況

前引けの日経平均株価は前日比41円安の8966円と続落。前場の売買代金は4319億円。全般は軟調スタートも一段と下値を売り叩く材料にも乏しく、安く始まった後は下げ渋る展開だったが、前引け間際に下げ幅を広げた。米大統領選の投開票を目前に控えているほか、今週はギリシャ議会がEUなどからの金融支援を受ける条件として掲げられる歳出削減法案を採決予定にあるなど、見極め材料が多く、積極的な買いは見送られている。また、中間決算発表に伴い輸出セクターを中心に企業業績の下方修正の動きなども相場の重荷となっている。為替市場では1ドル=80円20銭近辺の推移で膠着しており、円高修正が一服していることも買い手控えムードを助長する要因だ。個別にはトヨタが堅調、三菱商事、ソフトバンクもしっかり。前日大きく下げた関西電や中部電など電力株に大きく買われるものが目立っている。また新日本科学、ソフトブレーンなどが値を飛ばしている。半面、スクリーンが急落したほか、パナソニック、ソニー、シャープなどが軟調。三井住友、三菱UFJなど大手銀行も冴えない。JALが安く、東京エレクなども見送られた。業種別には33業種中高いのは電力ガス、ガラス土石、鉱業、食料品、倉庫の5業種にとどまった。一方、海運が安く、その他金融、金属製品、鉄鋼、証券なども軟調。