住友鉱は急反発、通期純利益下方修正も想定範囲で買い戻し優勢

住友金属鉱山<5713>が3日ぶり急反発、一時前日比45円高の1072円まで買われた。同社は6日、取引時間終了後に12年4〜9月期の連結業績発表と合わせて、13年3月期通期の連結業績見通しの修正を発表し、通期見通しについては下方修正したものの、4〜9月期の業績はほぼ想定内で着地したことから安心感が出た。12年4〜9月期は売上高が3984億5200万円(前年同期比8%減)、最終利益が272億円(同28%減)だった。従来見通しはそれぞれ3860億円、280億円で、最終利益は若干の下方修正となったものの売上高は予想を上回った。下期については慎重な見方であり、欧州債務問題長期化に伴う欧州経済の停滞や中国など新興国の景気減速を背景に非鉄価格が弱含むとみているほか、為替市場の円高長期化による収益デメリットを考慮している。したがって、13年3月期通期見通しについては売上高7640億円(前期比10%減)、最終利益580億円(同11%減)と予想しており、従来見通しから売上高で500億円、最終利益で100億円の下方修正となっている。しかし、下期の慎重な見方は同業界全体に共通するもので株価的にはネガティブサプライズとはならなかった。 住友鉱の株価は9時33分現在1066円(△39円)。