楽天が続伸、1〜9月期決算確認で見直し買い優勢に

楽天<4755>が続伸。ここ調整色の強い展開を強いられていたが、1〜9月期の好決算発表を受けて目先底入れの動きをみせている。同社が6日発表した12年1〜9月期連結決算では、売上高が3096億円と前年同期比で14%伸びたほか、経常利益についても532億円と同13%の伸びを示し、過去ピーク益を更新するなど収益好調を印象づけている。市場では同社の電子書籍端末「kobo」などの先行投資負担で収益成長が鈍化するとの見方もあり、それが最近の株価軟調の背景にあったが、ネット通販の拡大に加えてクレジットカード事業の拡大により足元は完全にその分を補った形となった。今後、電子書籍や海外などの赤字事業を収益牽引役に育成できるかどうかには不透明感もあるが、当面は収益成長を維持していることが確認されたことで、見直し買いが入りやすくなっている。 楽天の株価は10時3分現在711円(△14円)。