7日前引けの概況

東京株式市場は朝高後に値を消したが下値も底堅い。前引けの日経平均株価は前日比9円安の8965円と小幅続落。寄り付きは55円高で9000円台を回復してスタートしたものの、その後は上値も重くマイナス圏に沈み、前日終値付近でのもみ合いとなった。前日の米株高を反映して朝方は主力株を中心に買い戻しの動きがみられたが、その後はきょう午後に判明するとみられる米大統領選の投開票の結果を見極めたいとの思惑や、為替市場で円が買われる流れとなったのを横目に売りがやや優勢となった。ただ、東京市場はPBRなどの指標面から相対的な出遅れ感が指摘されており、下値を一段と売り込む動きには発展していない。日産自など業績下方修正でも材料出尽くしで買われる銘柄も散見され、地合い自体はリスク選好のムードとなっている。個別にはソフトバンクが高く、日産自も10月26日以来の700円台に買われた。ディー・エヌ・エー、グリーが上昇、コマツなども値を上げているほか、三菱商事、国際帝石、住友鉱など資源関連株の一角も物色された。このほかアツギが値を飛ばし、常磐興も大幅高。イー・アクセスも強い。半面、アイフルが軟調、ファナック、JT、セブン&アイHDなども冴えない。JALが安く、スクリーンも売られている。業種別には33業種中18業種あまりが高く、値上がり上位業種は非鉄、鉱業、鉄鋼、紙パルプ、情報通信、電力ガスなど。半面、食料品、その他金融、空運、金属製品、水産などが軟調。