7日のNY株式市場の概況 財政の崖問題の遅れ懸念し急反落

7日のNY株式市場は、NYダウが1万2932.73ドルの312.95ドル安と3営業日ぶりに急反落、ナスダック指数も2937.29ポイントの74.64ポイント安と3日ぶりに大幅反落した。この日は米大統領選挙でオバマ大統領が再選、同時に行われた議会選挙で上院は民主党、下院は共和党の「ねじれ議会」が継続し、大型減税の失効と歳出の強制削減が重なる「財政の崖」問題への対応が遅れるとの懸念から、米経済への不安感が強まり、金融株やエネルギー株を中心に売りが先行する全面安の展開だった。また、欧州中央銀行のドラギ総裁が欧州債務危機がドイツ経済に悪影響を与えているとの発言も伝わり、欧州債務問題が再浮上したことも売り要因になった。引けにかけてやや下げ幅を縮小したものの、結局、NYダウは8月2日以来の約3カ月ぶりの安値で取引を終えた。ハイテク株比率の高いナスダック指数も主力株に売りが先行する軟調な展開が終日続き、大幅に反落して取引を終えた。