◎8日朝方の相場概況

8日の東京株式市場は大幅に売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比104円安の8868円と4日続落。前日の米国株市場でNYダウが312ドル安と3日ぶりに急反落、1万3000ドルの大台を割り込んだことを引き継いで、主力株を中心に広範囲に売られている。前日の大統領選ではオバマ氏再選をマーケットは織り込んでいたが、年末に向けてのオバマ政権と議会が“財政の崖”の解決に向けて妥協は容易ではないとの懸念が改めて浮上したことで、米国株は大きく値を崩し、東京市場にもその売り圧力が波及した格好だ。また、為替市場にもリスク回避の動きは及び、1ドル=79円90銭近辺の推移と80円台を割り込むなど円高の流れにある。一方、東京市場はPBRなど指標面から相対的な割安感が指摘されるほか、急落場面では日銀のETF買いの思惑もあり、寄り後は売り買いが交錯し下げ渋る展開に。業種別には33業種すべてが安い状況で、値下がりが目立つ業種は海運、鉄鋼、証券、紙パルプ、保険、電気機器など。