9日朝方の相場概況

9日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比94円安の8742円と5日続落。シカゴ先物安に追随する形で8700円台半ばに沈んでいる。前日の米国株市場でNYダウが121ドル安と続急落となり、東京市場でも引き続きリスク回避の売りに下値を試す展開となっている。為替市場では1ドル=79円台前半、対ユーロでも1ユーロ=101円台前半まで円高が進行しており、輸出株を中心に警戒ムードが強い。一方で株価下落局面では、前日に191億円購入した日銀のETF買いがきょうも期待されるほか、日経平均は前日までの4日間で2.4%程度の下落をみせており、PBRなど指標面での割安感も合わせて目先リバウンド狙いの押し目買いも入りやすいタイミングにある。きょう取引時間中に発表される中国の10月のCPIなど中国経済指標が全体相場の方向性に影響を及ぼしそうだ。業種別には全面安商状で、値下がりで目立つのは不動産、鉱業、ガラス土石、その他金融、紙パルプ、証券、鉄鋼など。