来週の株式相場見通し=1万8000円台固めの動きに、海外投資家の継続買いに期待

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 来週(21~25日)の東京株式市場は、勤労感謝の日に伴う休場を挟んだ4営業日となる。今週は、週末の18日に日経平均株価が一時1万8000円台に乗せるなど、急激な円安・ドル高進行を背景に急ピッチな上昇をみせた。来週は、ここにきて攻勢を強めている海外投資家の継続買いに期待が掛かる一方で、短期間に急騰を演じたことへの国内投資家の警戒感もあり、売り買いが交錯するなかで、日経平均株価1万8000円台固めの推移となりそうだ。来週の日経平均株価の想定レンジは1万7700~1万8300円とする。

 市場関係者からは「先行して上昇した銀行株などは利益確定売りで続落基調となった一方で、出遅れ感の強かった海運が買われるなど、循環物色が良い流れとなって上昇相場が長続きするパターンとなっている。また、18日の東証1部の大型株指数の上昇率が前日比0.15%だったのに比べ、小型株指数は同0.97%と、小型株の底上げが進んでいることも地合いの良さを物語っている」との見方が出ていた。

 日程面では、10月の貿易統計、9月の全産業活動指数、10月のコンビニエンスストア売上高(21日)、10月の全国百貨店売上高(22日)、勤労感謝の日の祝日(23日)、10月の消費者物価指数、10月の企業向けサービス価格指数、GPIFが16年度第2四半期運用実績を公表(25日)に注目。

 海外では、米10月のシカゴ連銀全米活動指数(21日)、米10月の中古住宅販売件数(22日)、米10月の新築住宅販売件数、米10月の耐久財受注、11月1・2日開催のFONC議事録(23日)、米株式市場は、感謝祭の祝日で休場(24日)、英7~9月期のGDP改定値、米ブラックフライデー(25日)が焦点となる。(冨田康夫)