明日の株式相場見通し=海外投資家の買いで続伸、戻り売り懸念が少ない価格帯

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 あす(9日)の東京株式市場は、週末控えで利益確定の売りが想定されるものの、海外投資家からの主力銘柄への買いが継続することが予想されるため、日経平均株価は4日続伸となりそうだ。きょうの日経平均株価が高値引けで、心理的フシ目とされた1万8500円水準を大幅に上回ってきたことで、上放れの形となった。ここから1万9000円までの価格帯は、累積売買代金の少ないレンジで、戻り売り懸念が少ないこともポイントだ。

 市場関係者からは「東証が8日引け後に発表した11月第5週(11月28日~12月2日)の投資部門別株式売買動向で、海外投資家は4148億円と買い越し、4週連続となった。今週も外国人からの日本株への見直し買いに拍車が掛かっているのではないか」との見方が出ていた。

 8日の東京株式市場は終始買い優勢の展開。日経平均株価は、一時伸び悩む場面もあったが、後場終盤に上げ足を速め、高値引けで年初来高値更新となった。日経平均株価終値は、前日比268円78銭高の1万8765円47銭と3日続伸した。東証1部の売買代金は3兆3930億円と膨らんだ。

 日程面では、10~12月期の法人企業景気予測調査、11月のマネーストック、メジャーSQ、国際宇宙ステーション無人補給機「こうのとり」6号機打ち上げに注目。海外では、中国11月の消費者物価・生産者物価が焦点となる。(冨田康夫)