明日の株式相場見通し=高値警戒感で買い手控え、FOMC経過で出尽くし感も

836142181

 あす(15日)の東京株式市場は、高値警戒感が継続する地合いのなか、日本時間15日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表に伴う材料出尽くし感も予想され、買い手控え姿勢が強まりそうだ。今回のFOMCでは1年ぶりの利上げはほぼ確実視されていることから、結果を受けて波乱相場となる可能性は少ない。

 市場関係者からは「きょうは、日経平均株価が前日比3円高で7日続伸となったものの、225種銘柄のなかで寄与度の高いソフトバンクグループ<9984.T>1銘柄で21円分日経平均を押し上げている。また、東証1部の値下がり銘柄数は1165で、値上がり銘柄数の695を大きく上回り、東証株価指数(TOPIX)も7日ぶりに小幅反落し、上値の重さが印象に残る推移となった」との見方が出ていた。

 14日の東京株式市場は、利益確定売りと押し目買いが交錯し、前日終値を挟んでの攻防となり、結局日経平均株価はわずかながら前日比プラス圏に浮上して着地した。日経平均株価終値は、前日比3円09銭高の1万9253円61銭と小幅ながら7日続伸した。

 日程面では、企業の管理部門および弁護士、公認会計士、税理士などの士業に特化した人材紹介および同領域のインターネットメディアの運営を手掛けるMS-Japan<6539.T>が東証マザーズ市場に新規上場する。このほか、ロシアのプーチン大統領来日(~16日)・日ロ首脳会談(山口県)に注目。海外では、EU首脳会議、米12月のNY連銀製造業景気指数、米7~9月期の経常収支が焦点となる。(冨田康夫)