明日の株式相場見通し=円安進行背景に買い継続、利益確定の売りをこなす

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 あす(21日)の東京株式市場は、日本時間20日夕刻に1ドル=118円台前半と、再び円安・ドル高傾向が強まっていることもあり、日経平均株価は続伸となりそうだ。株価指標面では過熱感は強まっており、利益確定の売りは継続するものの、日経平均株価への寄与度の大きい値がさ株を中心に買い優勢となりそうだ。

 市場関係者からは「日経平均株価は一時、1年ぶりに1万9500円台を回復する場面があった。日銀の政策決定会合の内容では、金融政策は“現状維持”としたものの、景気の先行き判断を上方修正したこなどが好感されて、後場はジリ高歩調となった。大幅な円安進行が、輸出企業の採算を着実に改善させているようだ」としていた。

 20日の東京株式市場は、日経平均株価が後場に入ってジリ高歩調をたどり、一時1万9500円台を回復する場面もあった。終値は前日比102円93銭高の1万9494円53銭と反発した。

 日程面では、ITインフラおよびネットワークセキュリティ製品の設計、販売、構築、運用、保守サービスのセグエグループ<3968.T>がジャスダック市場に、法人向けインターネットマーケティング支援(成果報酬型の比較・資料請求サイトの運営及びマーケティングオートメーションツールの開発・提供)を手掛けるイノベーション<3970.T>と、産業機械を中心とした各種マニュアルの作成・管理・運用を行う基幹システム「e-manual」の提供などを手掛けるグレイステクノロジー<6541.T>は東証マザーズに新規上場する。

 このほかに、12月の月例経済報告、11月の訪日外国人客数、JXホールディングス<5020.T>と東燃ゼネラル石油<5012.T>が経営統合で臨時株主総会、気象庁3カ月予報に注目。海外では、米11月の中古住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)