東京株式(大引け)=6円高、薄商いで方向感を欠くなか4日ぶり小反発

42801b8e2

 27日の東京株式市場は売り買い交錯のなか、日経平均株価は前日終値を挟んでの上下動を繰り返し、結局大引けは小幅ながらプラス圏で着地した。

 大引けの日経平均株価は前日比6円42銭高の1万9403円06銭と4日ぶり小反発。東証1部の売買高概算は17億4965万株、売買代金概算は1兆8354億6000万円。値上がり銘柄数は781、対して値下がり銘柄数は1076、変わらずは149銘柄だった。

 きょうの東京市場は、方向感の定まらない展開に終始した。日経平均は朝安後切り返しプラス圏に浮上したが、後場に再び軟化しマイナス圏に沈み、終盤になって改めて買いが厚みを増して、小幅ながら高く引けた。前日の欧米株市場がクリスマスの振り替え休日の関係で休場だったこともあって、手掛かり材料に乏しかった。海外投資家の参戦が見込めず、売買代金も2日連続で2兆円を下回っている。個別には中小型株が主導する展開で、東証2部指数やマザーズ指数、ジャスダック指数の上昇などにも反映されている。12月決算銘柄については、きょうが配当などの権利付き最終日にあたることで、駆け込み的な権利取り狙いの買いなども下値を支えた。

 個別では、小野薬品工業<4528.T>が高く、東京エレクトロン<8035.T>、ダイキン工業<6367.T>も堅調。中小型材料株人気も旺盛で東京個別指導学院<4745.T>が東証1部値上がり率トップに買われたほか、豆蔵ホールディングス<3756.T>なども値を飛ばした。トリドールホールディングス<3397.T>が物色人気を集め、ペプチドリーム<4587.T>も上値追い。TOWA<6315.T>、アイスタイル<3660.T>も上昇した。

 半面、巨額の特損計上観測を背景に東芝<6502.T>が急落、売買代金も断トツとなった。日本アジア投資<8518.T>が大きく利食われ、オルトプラス<3672.T>の下げも目立った。クックパッド<2193.T>が売られ、レンゴー<3941.T>、大日本塗料<4611.T>なども安い。エイチーム<3662.T>も利益確定売りに値を下げた。