【井川純一の今夜も兜町で一杯】株食えば……

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 今日12月29日(木曜日)の日経平均株価は、256円58銭安の1万9145円14銭と大幅続落。前日のNYダウが100ドルを超える下げをみせたことや、為替が1ドル=116円台半ばまで円高が進んだことで、主力株中心に広範囲に売りが出ちゃいました。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も依然として過熱ゾーンにあり、年明けの波乱展開への警戒ムードも売りに拍車を掛けた……よく分かりませんが、そんな感じでしょうか。

 急落相場のなかで目に入ったのが、2000円大台復帰を目前にとらえたNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357.T>の急動意。この銘柄は日々の騰落率が日経平均のマイナス2倍になるように設定されたETFで、全般相場の下げ局面で上昇する性質を持っている。11月の米大統領選後は、主力株主導の株価上昇局面に逆連動するかたちで下値模索局面を続けていたが、足もと日経平均が大きく反落していることでリバウンドを鮮明としている。う~む、複雑な心境であります。
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 今朝の電車はガラガラ、久しぶりに座って通勤ができた。「ああ、なんて幸せなんだろ」と思ったのだが、考えてみれば世の中はお休みモードなわけで、そんななか会社に向かう自分を考えると少々悲しくもある。

 友人から電話が入り、「よくもまぁ飽きもせずに、(当欄を)毎日毎日書いているよなぁ。よっぽど暇なんかね? おまけに、つまんないし」とおっしゃる。おいおい、自分で言うのもなんだが、当方暇そうに見えて、これで案外忙しい。確かに彼が指摘するように、けっして卓越したコラムだとは思わない。思いつくまま気の向くまま筆を走らせているわけで、一筆入魂ではないのは否定しないが、そう言われると「このやろ」といった気分になる。

 「良くも飽きずに…」と言ってくれちゃうが、そんなわけがない。そりゃもう、飽きておりますとも。それでも仕事だから書いているわけで、逆に言えば遊びで書いているわけじゃないということなのだ。駄文と罵声を浴びせられようとも、書かなきゃならないわけで、これも執筆を生業としているからには仕方がないのである。暮れも押し詰まって、ぼやきまくり。まったくもって申しわけない。来年こそはポジティブに生きてやるぞと、決意を新たにするのであった。

 株食えば 金が無くなり 兜町……ああ、年が明けてもポジティブ人間には、到底なれそうにもないよなぁ。 
《KC》