東京株式(大引け)=73円安、円高受け利益確定売り優勢も下げ幅限定的

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 5日の東京株式市場は、やや買い優勢で始まったものの、寄り後に為替が円高方向に振れたことで主力株を中心に利益確定売りに押された。

 大引けの日経平均株価は前日比73円47銭安の1万9520円69銭と反落。東証1部の売買高概算は20億4638万株、売買代金概算は2兆4359億6000万円。値上がり銘柄数は979、対して値下がり銘柄数は863、変わらずは162銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが60ドル高と続伸したことを受けて、寄り付きはやや買いが先行したものの、前日に日経平均は約480円の上昇をみせていたこともあって、目先高値警戒感から買い手控えられマイナス圏に沈んだ。外国為替市場で1ドル=116円台前半まで円高が進行したことなどを受けて主力輸出株に売りがかさんだ。ただ、下値では国内の機関投資家とみられる買い注文が這わされ、押し目買いが作用するかたちで、下げ幅は限定的なものにとどまった。個別には、AI関連など中小型のテーマ株物色意欲が旺盛で値上がり銘柄数は値下がりを上回っている。

 個別では、任天堂<7974.T>が軟調、ファーストリテイリング<9983.T>、トヨタ自動車<7203.T>も冴えない。信越化学工業<4063.T>、SUMCO<3436.T>も利益確定売りに押された。太陽誘電<6976.T>が値を下げ、ここ上昇基調を強めていたenish<3667.T>も利食われ反落。東ソー<4042.T>、日東電工<6988.T>、オークマ<6103.T>なども安い。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が売買代金断トツで買い優勢だったほか、キーエンス<6861.T>も大幅上昇。東京海上ホールディングス<8766.T>、NTT<9432.T>なども堅調。ゼンリン<9474.T>がストップ高、ソラスト<6197.T>、ウィルグループ<6089.T>も値を飛ばした。低位では池上通信機<6771.T>が物色され、シンフォニアテクノロジー<6507.T>も高い。