明日の株式相場見通し=急激な円高進行受け売り優勢、米雇用統計前に買い手控え

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 あす(6日)の東京株式市場では、5日夕刻に外国為替市場で、一時1ドル=115円台半ばへと急速に円高・ドル安が進行し、この水準があす朝まで継続するようなことになれば、売り先行のスタートとなりそうだ。この円高・ドル安進行がなくても、あす夜の米12月の雇用統計発表を前にして、買い手控え姿勢が強まるものと想定されていた。

 市場関係者からは「日本市場が休場だった3日に、海外為替市場でいったん、1ドル=118円台半ばまで進行した円安が、ここにきて1ドル=115円台半ばと円高方向に急反転したことで、株式市場に不安感が台頭しそうだ。12月半ばから続いていた、ほぼ1ドル=116~118円のボックス相場が円高方向に大きく離れることに懸念が強まっている」としている。

 5日の東京株式市場は、やや買い優勢で始まったものの、寄り後に円相場が円高・ドル安方向に振れたことで、主力株を中心に利益確定売りに押された。日経平均株価終値は、前日比73円47銭安の1万9520円69銭と反落した。

 日程面では、11月の毎月勤労統計速報に注目。海外では、米12月の雇用統計、米11月の貿易収支が焦点になる。(冨田康夫)