東京株式(大引け)=66円安、為替動向など横目に利益確定売り優勢で続落

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 6日の東京株式市場は終始売りに押される展開。日経平均株価は朝方に1万9400円台を割り込んで推移したが、売り一巡後は押し目買いが入り底堅さを発揮した。

 大引けの日経平均株価は前日比66円36銭安の1万9454円33銭と続落。東証1部の売買高概算は18億6189万株、売買代金概算は2兆3537億3000万円。値上がり銘柄数は1008、対して値下がり銘柄数は864、変わらずは132銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国市場でNYダウが反落したことに加え、外国為替市場で1ドル=115円台前半までドル安・円高が進んだことで、主力株中心にリスク回避の売り優勢でスタートした。ドル・円相場は米長期金利が低下基調にあることから、日米金利差縮小の思惑が円買いの動きに反映されている。ただ、取引時間中は為替が円安方向に振れ、つれて主力株の一角が買い戻される流れに。3連休を前に上値を買う動きも限定的であり、後場に入っても為替動向を横目に神経質な展開が続いた。日本時間今晩の米雇用統計発表を控え買い手控え感も出た。自動車株のほか、鉄鋼、非鉄など素材関連株への売りが目立つ一方、サービスや陸運、情報通信など内需株が買われ全体相場を下支えした。また、値の軽い小型のテーマ株などが物色人気を集めた。

 個別では、ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安となったほか、円高とトランプ保護主義政策への警戒からトヨタ自動車<7203.T>、マツダ<7261.T>などの自動車株も安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも軟調。前日にストップ高のゼンリン<9474.T>が利益確定売りに押され、ジャパンディスプレイ<6740.T>も値を下げた。

 半面、東証1部売買代金トップのソフトバンクグループ<9984.T>が上値追い態勢を継続、ディー・エヌ・エー<2432.T>も堅調。キーエンス<6861.T>も買いが優勢だった。中小型株の値動きが良く、サイバーコム<3852.T>が値幅制限上限に買われたほか、日本エム・ディ・エム<7600.T>も物色人気を集めた。JCRファーマ<4552.T>が値を飛ばし、アンリツ<6754.T>も活況高。エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>、ソフトブレーン<4779.T>などの上げ足も目立った。