東京株式(大引け)=152円安、原油安、円高などを受けて3日続落

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 10日の東京株式市場は売り先行、前場は下げ渋ったものの、後場売り直され、日経平均株価は1万9300円台を下回る場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前日比152円89銭安の1万9301円44銭と3日続落。東証1部の売買高概算は18億9467万株、売買代金概算は2兆5992億8000万円。値上がり銘柄数は758、対して値下がり銘柄数は1131、変わらずは115銘柄だった。

 3連休明けとなったきょうの東京市場は、前日の米国株市場ではNYダウが反落したことや、原油市況の急落、為替の円高基調などが投資家心理を冷やし、主力株中心に売り物に押される展開。トランプ次期米大統領の個別企業への口先介入など、保護主義政策に対する警戒ムードが台頭、11日の米国での会見を前にして機関投資家に持ち高を減らす動きが全体相場に重荷となった。途中、押し目買いに下げ渋り日経平均はプラス転換する場面もあったが、続かなかった。ただ下値を売り込む動きもみられず、後場後半は下げ幅をやや縮小している。エネルギー関連株が売られる一方、医薬品・バイオや半導体関連などが買われ全体を下支えした。

 個別では、日経平均寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>が安い。村田製作所<6981.T>、セイコーエプソン<6724.T>が大きく売られたほか、大東建託<1878.T>も下落した。みちのく銀行<8350.T>が急落、JVCケンウッド<6632.T>の下げも目立つ。このほか、ニチレイ<2871.T>、スギホールディングス<7649.T>なども値を下げている。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、大塚ホールディングス<4578.T>が商いを伴い大幅高に買われた。任天堂<7974.T>、ソニー<6758.T>も堅調。ブレインパッド<3655.T>が値を飛ばし、JSR<4185.T>も大きく上値を伸ばした。ディー・エル・イー<3686.T>が商いを膨らませ急動意をみせ、イー・ガーディアン<6050.T>も物色人気を集めた。