【井川純一の今夜も兜町で一杯】 いまだ大器晩成ならず

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 今日1月10日(火曜日)の日経平均株価は152円89銭安の1万9301円44銭と3日続落。後場に入り、為替が115円台前半に進展。前場は小安く引けていたのですが、一気に下落幅を広げ、相場の景色も一変しました。トランプさんの記者会見を前に為替の円売りポジションをたたむ動きが出たって感じですかねぇ。まったく、困ったもんです。
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 軟調地合いのなかで目に入ったのがバイオ関連の強さ。上値追い鮮明なペプチドリーム<4587.T>をはじめ、タカラバイオ<4974.T>、ナノキャリア<4571.T>、コスモ・バイオ<3386.T>などバイオ関連株がこんな悪試合でも腰の強さを発揮している。

 昨年12月下旬から、再生医療やゲノム編集、核酸医薬などのテーマを背景にバイオベンチャーへの買いが厚くなっている。特にペプチドリームや、タカラバイオ、そーせいグループ<4565.T>など時価総額上位の黒字バイオベンチャーが牽引するかたちで人気が継続、再生医療の中核を担うiPS細胞や生物を自由にデザインできるゲノム編集などが改めて注目されている。

 と、なにやら物知りげに書いてはいるものの、バイオなんて、ここだけの話だがさっぱり分からない。正直なところ内容はチンプンカンプン、当方ごときおっさんには難解すぎる。「講釈師、見て来たような嘘をつき」じゃないけれど、申し訳ないが「証券記者、見てきたように記事を書き」ってな感じがしないでもない。

 話はまったく変わるが、占い好きの知人が、当方の今年を「最強の運勢」という。最強の運勢ねぇ…そのわりには年初から体調は悪化の一途を辿り、懐具合も芳しくないわけで、どうも怪しいもんである。ちなみに、占いを生業とする銘柄だってあるのよ。ザッパラス<3770.T>、メディア工房<3815.T>がそれ。株式市場も変わったもんだよなぁ。

 占いと言えば、20代から「大器晩成」と、ずっと言われ続けている。40代、そして50代に入ったころも、同じく大器晩成と占い師に言われている。晩成だから、そろそろだと思ったりするわけだが、つい先日も、その知人に見てもらうと、やはり「晩成」なのだという。当方齢五十七、いまだ大器晩成ならずである。

 そうねぇ、考えてみれば寿命が60歳と80歳とでは、晩成の時期は変わるわな。ただ、お金が入ったとしても、あんまり年をとってから忙しくなるのもなんだよなぁ。まぁ、大器晩成=一攫千金的な発想自体が少々情けないが、70歳あたりになったら、晴耕雨読の方がありがたいのである。 
《KC》