午後:債券サマリー 先物は続伸、30年債入札は「やや弱め」の結果も反応限定的

 11日の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。トランプ次期米大統領の会見を前に模様眺めムードが強かったものの、午後は打診買いなどで強含んだ。

 この日に実施された30年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が23銭と前回(16年12月8日)の40銭から縮小し、応札倍率は3.33倍と前回の2.85倍を上回った。最低落札価格(96円20銭)が市場予想を下回ったことで「やや弱め」との見方もあったが、事前の警戒感が強かったことから債券先物の反応は限定的だった。

 この日の先物3月限は150円21銭で始まり、高値は150円29銭、安値は150円19銭、終値は前日比6銭高の150円26銭。出来高は1兆5100億円だった。

 現物債の利回りは、10年債が前日に比べ横ばいの0.055%、20年債が同0.010%上昇の0.610%、30年債が同0.020%上昇の0.765%となった。