フォーバル Research Memo(4):顧客満足度の高い「よろず経営相談」

■注目点

(5)満足度の高い「よろず経営相談」

上期におけるよろず経営相談の相談内容は、売上拡大が66.6%、業務効率改善が24.5%、リスク回避が8.9%と売上拡大が大きい。相談内容の領域/分野は、情報通信が44.7%、人材・教育が11.5%、環境が5.4%、海外が1.8%、その他が36.6%。参考になったと回答した割合も83.3%という高水準を達成しており、フォーバル<8275>のアイコンサービスが支持されていることが見て取れる。

(6)ワン・ストップで海外事業においても「顧客の利益に貢献する」

現在は、インドネシア、カンボジア、ベトナム、ミャンマーに拠点を置き、グローバルアイコンサービス、レンタル工場などを運営している。

グローバルアイコンサービスでは、進出前の情報提供、海外進出FS支援、現地法人設立支援から、進出後の人材支援、バックオフィス業務支援、OA・ネットワークITサポートまで全方位のサポートサービスを提供している。

レンタル工場はベトナムにあり、現在、第1~3工場は建設済み、第4工場は建設中である。第10工場まで建設予定で、第5工場以降は今後建設予定である。同社は、インドネシアでもレンタル工場を展開しており、5ヘクタールの30区画に26社が入居、残りは10区画強となっている。なお、ベトナムのレンタル工場は、国際協力機構(JICA)からレンタル工場区画の運営・管理のJSCへの海外投融資を受け、開発した。

同社は、全国で33金融機関及び4税理士法人等とアライアンスを組み、海外進出のポテンシャルのある顧客企業を紹介、同社の顧客開拓につなげている。

人材採用については、同社創設者であり現会長の大久保氏が理事長を務めている非営利で民間の教育支援団体である公益財団法人のCIESFとの連携により、現地採用の従業員教育も進んでいるようだ。

また、同社はセキュリティサービスも提供しており、その契約社数は、2013年3月に11社だったものが、2016年9月には585社にまで拡大している。

2012年3月期の海外事業の売上高は93百万円であったが、その後、右肩上がりで伸び2016年3月期には628百万円まで拡大している。なお、2017年3月期第2四半期の売上高が前年同期より減少しているのは、大手スーパーの業容変更に伴う派遣業務の収入減少と、人事異動に伴う手続きに時間がかかったためと同社は説明している。

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)

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