◎14日朝方の相場概況

14日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比0円78銭安の8660円とわずかながら続落して始まったがその後は小幅プラス圏に切り返している。前日の米国株市場ではNYダウが続落し、約3カ月ぶりの安値水準に下げていることもあり、全般は依然として買い手控えムードが強い。引き続き米国の「財政の崖」問題を前に、着地点を見極めたいとの思惑があるほか、欧州ではギリシャへの金融支援を巡る不透明感が根強いことなどが、全体株価にはマイナス要因となっている。為替市場では対ユーロで1ユーロ=100円台に入るなど円高が進行、これも輸出株などには逆風として意識される。ただ、東京市場では前日までの7日続落で値ごろ感が生じており、下値には日銀のETF買いが入って相場を支えるとの思惑もある。テクニカル面などからも突っ込み警戒感による買い戻しや押し目買いの動きが観測され、寄り後は底堅さを発揮している。業種別には33業種中、11業種あまりが高い。値上がり上位は金属製品、海運、情報通信、ガラス土石、小売、建設、電力ガスなど。半面、鉄鋼、ゴム製品、石油、保険、水産、鉱業、銀行などが軟調に推移している。