東京株式(大引け)=34円安、買い気乏しく3日続落も下げ幅は限定的

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 7日の東京株式市場は買い気に乏しく、終始売り優勢の地合いだったが、下値も堅く、日経平均株価の下げは小幅にとどまった。

 大引けの日経平均株価は前日比34円99銭安の1万9344円15銭と3日続落。東証1部の売買高概算は15億7596万株、売買代金概算は1兆9866億3000万円。値上がり銘柄数は841、対して値下がり銘柄数は985、変わらずは178銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の欧米株市場が総じて軟調でリスク回避ムードが強かったが、外国為替市場ではドル高・円安含みに推移したこともあり、主力株の押し目を拾う動きが出て下げ幅は限定的なものにとどまった。取引時間中は、中国、香港、台湾、韓国などアジア市場が総じて堅調な動きをみせたこともプラスに働いた。しかし、株式需給面では海外投資家の小口売りが続いているほか、3月期末接近で国内機関投資家のポジション調整の売りが上値を重くしており、後場は狭いレンジの推移ながら徐々に売り物に押される展開を余儀なくされた。業種別には石油や資源開発など原油関連株が堅調な一方、非鉄、鉄鋼が利食われ、銀行株も軟調だった。売買代金は活況の目安とされる2兆円を下回っている。

 個別では、ファーストリテイリング<9983.T>が軟調、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も売りに押された。ソニー<6758.T>、富士重工業<7270.T>が冴えず、リクルートホールディングス<6098.T>も値を下げた。日本ハウスホールディングス<1873.T>が大幅安、イーレックス<9517.T>、ネクソン<3659.T>も下落した。トクヤマ<4043.T>、東邦亜鉛<5707.T>も安い。

 半面、任天堂<7974.T>がきょうも断トツの売買代金をこなして上値追い。キヤノン<7751.T>も堅調。NTT<9432.T>も買いが先行した。オルトプラス<3672.T>は連日のストップ高となり、北の達人コーポレーション<2930.T>も続急騰。明治海運<9115.T>が値を飛ばしたほか、スカラ<4845.T>、フィード・ワン<2060.T>などが物色人気となった。ぐるなび<2440.T>が物色人気となったほか、トプコン<7732.T>も買い優勢だった。