戸田工が続落、17年3月期営業損益・配当予想を下方修正

 戸田工業<4100.T>が続落。17日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、営業損益を5000万円の黒字から2億8000万円の赤字(前期10億5100万円の黒字)へ下方修正し、未定としていた最終損益を30億円の赤字(同68億6500万円の赤字)としたことが嫌気されている。

 リチウムイオン電池正極材料の販売が増加したほか、為替が円安に振れたことによる海外連結子会社の売り上げの増加で売上高は270億円から275億円(前期比3.5%減)へ上方修正したが、輸入諸原料の高騰や売り上げ構成比の変化から営業利益は下振れたという。また、のれんの一時償却約14億円を特別損失に計上したことも、最終損益の大幅赤字につながったようだ。

 なお、業績予想の修正に伴い、従来2円を予定していた期末配当を無配にするとあわせて発表しており、これも弱材料視されているようだ。年間配当は2円(従来予想4円)となり、前期実績に対しては2円の減配となる予定だ。