明日の株式相場見通し=北朝鮮リスク、円高で売り拍車、海外市場3連休で商い低水準に

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 あす(14日)の東京株式市場は、引き続き円高進行に対する警戒感と、北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりのなか、売りが先行する展開となりそうだ。特に、北朝鮮が15日に故・金日成主席の生誕105周年の記念日を迎えるため、ミサイル発射や核実験などの可能性が意識されるなかで、ポジション調整の売りに拍車が掛かる可能性もある。

 市場関係者からは「14日は、聖金曜日の祝日に当たり、欧米や、アジアの主要株式市場が3連休に入ることもあり、海外投資家からの売買も限定的で、売買代金が減少する可能性が高い。また、もし15日に北朝鮮を巡り不測の事態が起きた場合、世界の主要株式市場のなかで最初に影響を受けるのは17日の東京市場であることも、不安要因の一つとなっている」との見方が出ていた。

 13日の東京株式市場はリスク回避の売りが継続し、日経平均株価は連日の年初来安値更新となったものの、終盤にきて3連休を控えた海外投資家からとみられる買い戻しで、下落幅を縮小する展開となった。日経平均株価終値は、前日比125円77銭安の1万8426円84銭と3日続落し、3日間の下落幅の合計は371円に達した。

 日程面では、熊本地震発生から1年、オプションSQに注目。海外では、米3月の消費者物価指数、米3月の小売売上高、米2月の企業在庫、聖金曜日で欧米、アジアの主要株式市場が休場となる。(冨田康夫)