21日の株式相場見通し=米株高と円安進行を好感し買い先行、仏大統領選を前に上値重い

 21日の東京株式市場は、前日の米株式市場で、NYダウ平均株価が大幅反発したのに加え、外国為替市場で円安・ドル高が進行していることを好感して、買い先行のスタートなりそうだ。ただ、現地23日に第1回目の投開票日を迎える仏大統領選を前にして、その結果を見極めたいとする姿勢が強まることが見込まれ、ポジション調整の売りも予想されるため、買い一巡後は上値の重い展開となりそうだ。21日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円30銭台と、前日に比べて円安・ドル高が進行している。

 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比174.22ドル高の2万578.71ドルと反発した。ムニューシン米財務長官が年内の税制改革実施を目指すと述べるなど、米政府高官の発言を手掛かりに米トランプ政権への期待感が高まり買い優勢となった。NYダウ平均株価は一時、前日比200ドルを超える上昇幅となる場面もあった。ナスダック総合株価指数は、前日比53.743ポイント高の5916.777と続伸した。

 日程面では、2月の第3次産業活動指数、航空各社のゴールデンウイーク予約状況、東武鉄道<9001.T>の新型特急「リバティ」営業運転開始に注目。海外では、米3月の中古住宅販売件数、韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーS8」グローバル発売が焦点となる。(冨田康夫)