明日の株式相場見通し=短期急騰への警戒感から一服、中期上昇トレンドは継続

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 あす(27日)の東京株式市場は、日経平均株価がきょうまでの4日続伸で合計858円と短期間に急上昇していることへの警戒感から、利益確定売りが先行する一服商状となりそうだ。ただ、外国為替市場での円安・ドル高進行や、トランプ米大統領による税制改革案の公表期待などを手掛かりに、中期的な上昇トレンドは継続しそうだ。

 市場関係者からは「日経平均株価は、きょうの終値であっさりと75日移動平均線(1万9098円=26日)を大幅に上回り、上昇トレンドをより確実なものとしてきた。ただ、昨年12月以降の価格帯別滞留日数を振り返ると、1万9200~1万9400円のレンジに比較的売買が集中しており、戻り売りの出やすいゾーンとなっている。従って、この価格帯を抜けるにはある程度の日数が必要となりそうだ」との見方が出ていた。

 26日の東京株式市場は終始買い優勢の展開。日経平均株価は朝方から売り物をこなして強調展開を続け、後場は一段高から高値引けとなった。日経平均株価終値は、前日比210円10銭高の1万9289円43銭と大幅高で4日続伸した。

 日程面では、安倍晋三首相がロシア、英国を訪問(30日まで)、黒田日銀総裁会見、4月の展望リポートに注目。海外では、欧州中央銀行(ECB)理事会およびドラギ総裁会見、米3月の耐久財受注が焦点となる。(冨田康夫)