注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、ソフトバンク、マクドナルドなど

トヨタ自<7203>:6006円(-75円)
買い先行もマイナス転換。17年3月期営業利益は前期比30.1%減の1兆9943億円となった。自動車のグループ総販売台数は同15.7万台増の1025.1万台。18年3月期の通期営業利益は同19.8%減の1兆6000億円で、コンセンサスの2兆3000億円強を大幅に下回る水準となったことや証券各社の目標株価引き下げなどが嫌気されている。なお、自社株買いの実施を発表するも影響は限定的のようだ。


ソフトバンクG<9984>:8847円(+147円)
続伸。17年3月期の純利益はスプリントの業績改善や株式売却益などが寄与し前期比約3倍の1兆4263億円となり、コンセンサス(9620億円程度)を大幅に上振れて着地した(18年3月期の通期計画は非開示)。決算会見で孫社長が、今期営業利益も拡大すると見通した他、関心を集めている「ビジョンファンド」について「時間の問題」との認識を示したこともあり期待感が高まっているようだ。


コロプラ<3668>:1194円(+107円)
大幅続伸。17年9月期の第2四半期決算を発表。営業利益は73.67億円で着地した。前年度に配信を開始した「ドラゴンプロジェクト」や「白猫テニス」が収益に寄与した。通期計画(110億円)に対する進捗率は約67%と好調。会社計画は保守的との見方もあるなか、上期の実績等から上振れ期待が高まっているようだ。


KIMOTO<7908>:267円(+34円)
大幅続伸で年初来高値を更新。17年3月期の営業損益は2.11億円の黒字(前期は5.08億円の赤字)で着地し、損益トントンとの従来予想を上振れた。日本や東アジアでIoT関連製品向けの高付加価値製品が好調だった。また、18年3月期通期営業利益予想が前期比183.4%増の6.00億円としたこと、業績好調を背景に今期配当予想を前期実績から1円増配予定の年間5円としたことも買い材料視されている。


マクドナルド<2702>:3690円(+80円)
急伸。17年12月期の第1四半期決算を発表。経常利益は64.15億円(前年同期は1.26億円の赤字)だった。「プレミアムローストコーヒー」のリニューアルや「しょうが焼きバーガー」の投入などの諸施策が寄与した。これを受けて、上期及び通期計画の上方修正を発表。経常利益は上期で15億円から80億円、通期で85億円から150億円に引き上げ、コンセンサス(通期100億円程度)を上振れたことがポジティブ視されている。


マイネット<3928>:3305円(+35円)
反発。組織再編を目的として新たに設立した同社子会社のS&Mゲームスが、スマホゲーム「刻のイシュタリア」と「逆襲のファンタジカ」の買取に関する契約をシリコンスタジオ<3907>と締結すると発表している(日本国内版、英語版、繁体字版等全て)。取得価額は2億円で、対象資産譲渡日は17年5月31日となっている。タイトル取得を受けて、同社グループのゲームサービス事業への期待が高まる展開に。


ミクシィ<2121>:6200円(-50円)
反落。17年3月期の営業利益は前期比6.3%減の890億円で、従来予想(860億円)を上振れて着地。しかし、18年3月期の通期営業利益見通しが同21.4%減の700億円で、コンセンサス(790億円程度)を大幅に下振れた他、年間配当計画を121円(前期147円)としたことが嫌気されている。上限200万株(発行済み株式数の2.51%にあたる)の自社株買いの実施を発表するも影響は限定的となっている。

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