東京株式(大引け)=36円高、米株反発や円高一服を背景に3日ぶり反発

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 19日の東京株式市場は前日の米株高や為替の円高一服を受けて買い優勢の展開となり、日経平均株価は切り返しに転じた。ただ、上値も重かった。

 大引けの日経平均株価は前日比36円90銭高の1万9590円76銭と3日ぶりに反発。東証1部の売買高概算は19億863万株、売買代金概算は2兆4077億4000万円。値上がり銘柄数は1090、対して値下がり銘柄数は804、変わらずは121銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウやナスダック指数など主要指数が反発に転じたことや為替が1ドル=111円台前半と円安方向に振れたことを受け、買い優勢で始まったが、その後は強弱感が対立するなか、前日終値をはさんで狭いレンジでの往来となった。トランプ政権の政策運営に対する不透明感は引き続き意識されるものの、好調な企業業績を拠りどころに下値では自律反発狙いの買い板が厚い。保険や証券、銀行株など金融関連セクターが強い動きをみせ全体相場を牽引した。ただ、週末ということもあって、上値を積極的に買い進む動きも見られず、日経平均はプラス圏で着地したものの、上げ幅も小幅にとどまった。売買代金は活況の目安とされる2兆円を20営業日連続で上回っている。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが商いを伴い堅調。ブイ・テクノロジー<7717.T>も大きく買われた。東京エレクトロン<8035.T>、東芝<6502.T>も高い。タカタ<7312.T>がストップ高に買われ、アイビーシー<3920.T>、ダブル・スコープ<6619.T>も値を飛ばした。東洋エンジニアリング<6330.T>、タカラレーベン<8897.T>、オルトプラス<3672.T>なども上昇した。

 半面、リクルートホールディングス<6098.T>が大幅安、キーエンス<6861.T>も軟調。ジーンズメイト<7448.T>、ソルクシーズ<4284.T>などが利益確定売りに大幅安、タクマ<6013.T>も急落した。KLab<3656.T>、凸版印刷<7911.T>が値を下げ、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>も安い。大阪ガス<9532.T>も下落した。