◎16日朝方の相場概況

16日の東京株式市場は買いが先行してスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比68円高の8898円と3日続伸。前日の欧米株市場は総じて軟調で米国株市場ではNYダウが28ドル安と4日続落となったが、為替市場で1ドル=81円台前半、1ユーロ=103円台後半の円安歩調が追い風となっている。また、衆院解散総選挙に伴う政権交代への思惑が、引き続き金融緩和や景気対策への期待に振り変わる形で株価の下値を支えている。ただ、米国株市場では「財政の崖」の問題への不透明感が強く前日もNYダウが4カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいるほか、中国・上海株式をはじめアジア株がここ軟調展開を強いられており、こうした海外株の情勢を意識して買い一巡後は戻り売り圧力も想定される。業種別にはほぼ全面的に高い状況で33業種中、食料品、石油、空運、小売、海運などを除く28業種あまりがプラス圏。値上がり上位業種はゴム製品、輸送用機器、鉄鋼、証券、保険、電気機器、銀行など。