日銀の追加緩和に対する思惑で動く相場に

日銀の追加緩和に対する思惑で動く相場に
ドル/円相場は東京市場中に一時80.00円台に乗せたものの、上値は重い。

城島財務相が「政府が(日銀に対して)20兆円の追加緩和を要求した、という事実はない」との発言したことなどが重石となった。

今夜のNY市場は米10月リッチモンド連銀製造業景気指数(23時)と米2年債入札(26時)程度しか直接手掛かり材料になりそうな経済イベントは予定されていないが、引き続き日銀の追加金融緩和にまつわる思惑を喚起するような報道には敏感に反応する可能性がある。

経済ニュースには要注意だ。緩和観測が強まり、円売りが優勢となった場合、ドル/円はまず7月5日高値80.09円を試すことになるだろう。

ここを突破すると上値余地は6月25日の高値80.62円辺りまで拡大すると見る。他方、緩和観測が後退し、失速に拍車が掛かった場合、200日移動平均線(執筆時点79.44円)で下げ止まるかどうかが焦点となりそうだ。