200日移動平均線突破!

米大統領選TV討論会に注目
 本日は米大統領選の第3回(最終)TV討論会が予定されている。今回は外交・安全保障がテーマで、対イラン軍事行動の可能性および対中政策が焦点。
 対イランでは共和党の方が軍事行動に積極的とみられる中、ロムニー候補優勢の場合には軍事介入懸念を受けたリスクオフのドル高・原油高からくる円安が意識され易い。過去の民主・共和両政権下でのドル円の動きを振り返ると、共和党政権下の方がドルが上昇し易い傾向が確認できる。
 
 対中政策についても両候補とも圧力強化姿勢(人民元高・ドル安)だが、ロムニー候補はオバマ政権が見送ってきた中国の通貨操縦国指定の方針を表明しており、ロムニー候補優勢の場合、人民元高期待が高まり易い。

 ドル円は、ほぼ一本調子で上昇しており、心理的節目の80円を前に一時的調整もあろうが、本邦景気悪化と日銀追加緩和期待、米景気と米長期債利回りの回復傾向、本邦からの対外投資増と上昇要因が揃っており、これまで抵抗であった200日移動平均線が下値支持に変化してくるようだと、戻りの限界を試す流れに移行する可能性もある。